浦和レッズ 写真:Getty Images

 浦和レッズは、ブラジル1部ECジュベントゥージからDFダニーロ・ボザの獲得が決定的に。ECジュベントゥージが報道内容に言及した一方、浦和の補強計画に関する第3者の“フライング発表”を巡り、議論が白熱している。

 現在26歳の同選手は、身長185cmで右利きのセンターバック。サントスやミラソウなどブラジル国内複数クラブを渡り歩くなか、2022年1月にミラソウからECジュベントゥージへ移籍。その後ヴァスコ・ダ・ガマへ期限付き移籍したが、復帰1年目の2023シーズンからリーグ戦全試合スタメン出場と、守備陣の中心選手として活躍。1部昇格に大きく貢献すると、2024シーズンもリーグ戦32試合でスタメン出場。チームを1部残留に導いた。

 ボザの去就を巡っては、ブラジルメディア『GZH』が14日に「日本国内クラブからオファーが届いている」と伝えると、ブラジル人ジャーナリストのヴェネ・カサグランデ氏は「ECジュベントゥージはボザを浦和に売却するための手続きを進めている。移籍完了間近であるため、同選手はボカ・ジュニアーズ戦のメンバーリストから外されている」と報道。これによると、2024年夏には京都サンガが移籍金480万レアル(約1億2000万円)でオファーを提示していたという。

 するとブラジルメディア『ge』は17日に「ECジュベントゥージ会長はボカ・ジュニアーズ戦後、ダニーロの浦和移籍を認めた。浦和からのオファーは週の初めに届いた。移籍金額は現時点で明らかになっていないが、2025年12月まで残っている契約の解除金をカバーするものだ」と伝えている。

 一方、浦和の補強に関しては、1月6日放送の『THE SEITARO☆RADIO SHOW「1700」』(エフエムナックファイブ)でも話題に。パーソナリティーの大野勢太郎氏は「聞くところによると、ものすごいセンターバック(の獲得が)発表間近だそうでありますよ。明日の会見には間に合いませんが、沖縄キャンプインの時にどんなセンターバックが顔を揃えているのかというところに注目したいと思います」と、大物選手の獲得を“フライング発表”していた。