発見された「シャーロットタウン隕石」

 散歩から戻ったヴェライダム氏が、自宅前の地面に見慣れない黒い破片が散乱しているのを発見した。驚いて防犯カメラの映像を確認すると、まさに隕石が直撃する瞬間が記録されていたのだ。友人の助言で隕石の可能性を考え、破片を集めたヴェライダム氏は、サンプルの一部をアルバータ大学の隕石コレクションの責任者クリス・ハード氏に送った。

 ハード氏は、隕石の破片を詳細に調査し、それが「普通コンドライト」と呼ばれる最も一般的なタイプの隕石であると確認した。この隕石は「シャーロットタウン隕石」と名付けられた。マーシュフィールドが隣接するシャーロットタウンに近いことにちなんだものである。