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プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが今2024/25シーズンの低迷を受け、将来の監督人事について動き始めたようだ。クラブは通常の後任計画の一環として、有力な監督候補をリストアップしているという。
UKメディアの報道によれば、トッテナムが注目しているのはブンデスリーガの強豪ボルシア・ドルトムントの元指揮官であるエディン・テルジッチ監督だ。2023/24シーズンにドルトムントをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝に導いた実績を持ち、現在新たな挑戦を模索しているという。プレミアリーグでの監督業に強い関心を示しており、トッテナムの他にもウェストハム・ユナイテッドやエバートンが過去に接触を試みたとも伝えられている。
現時点では アンジェ・ポステコグルー監督を支持しており、1月中に複数の補強を行う予定のトッテナム。とはいえ、今シーズンの結果次第では監督交代の可能性も指摘されており、上層部がどのような決断を下すかに注目が集まっている。
トッテナムはプレミアリーグ第21節までで13位と振るわず、来2025/26シーズンの欧州大会出場権を逃す可能性が高い状況にある。1月9日のカラバオカップ準決勝ではリバプールに1-0で勝利するなど、評価を高める結果も出している一方で、12日のFAカップでは5部リーグのタムワースに3-0で勝利したものの延長戦に持ち込まれるなど、パフォーマンスに波がある事がポステコグルー監督続投の懸念材料となっているようだ。