ブラジル2部コリチーバ所属の元U17ブラジル代表MFアンドレイには、以前からセレッソ大阪などJリーグクラブからの関心が報じられていたが、近日中にもJリーグ挑戦が実現する可能性があるという。
現在26歳の同選手は、身長175cmで右利きの守備的ミッドフィルダー。下部組織時代も含めて2021シーズンまでヴァスコ・ダ・ガマ一筋のキャリアを歩んだほか、2021年6月にはC大阪とトルコ国内クラブからのオファーが報じられていた。
コリチーバ移籍1年目の2022シーズンに、膝の靱帯断裂により長期離脱を余儀なくされたアンドレイ。2023シーズンのブラジル1部リーグ戦で11試合の出場に終わると、Jリーグクラブからの関心が取りざたされるなか、セアラーSCへ期限付き移籍。ただ2024シーズンもブラジル2部リーグ戦でスタメン出場ゼロ、途中出場11試合と結果を残せなかった。
セアラーSCを期限付き移籍期間満了により退団したアンドレイの去就を巡っては、ブラジルメディア『RIC』が1月15日に「彼はコリチーバで今季構想外に。クラブはオファーを待っている」とリポートすると、Jリーグの情報を専門に扱う海外アカウント『Jリーグ・インサイダー』は16日、独自に入手した情報としてこう伝えている。
「コリチバのミッドフィルダー、アンドレイは2025年シーズンで起用されないことを通知され、Jリーグのクラブにオファーが出されました。コリチバの方針はアンドレイをレンタルすることで、アンドレイ本人もJリーグでのプレーに前向きです!」(原文ママ)
Jリーグ移籍に向かっているというアンドレイだが、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、コリチーバとの契約期間は2025年12月まで。17日時点で、ジュビロ磐田所属DFリカルド・グラッサや元サンフレッチェ広島所属MFエゼキエウのインスタグラムアカウントをフォローしているものの、Jリーグクラブの公式アカウントはフォローしていない。