板倉滉 写真:Getty Images

 日本代表DF板倉滉は、FW福田師王とともにボルシアMGでプレー。今冬残留が既定路線とみられる一方、2024/25シーズン終了後に移籍する可能性はあるという。

 2024/25シーズンのブンデスリーガ全試合でフル出場の板倉には、以前からステップアップ移籍報道が。日本代表MF堂安律の古巣であるオランダ1部PSVアイントホーフェンからの関心も取りざたされたが、板倉の代理人はドイツメディア『フースバル』のインタビューで「冬の移籍はいつも非常に難しい」「彼はボルシアMGで何も問題を抱えていない」などとコメント。シーズン途中での移籍に否定的だという。

 ドイツ紙『ビルト』は1月16日、ボルシアMG所属選手の去就を特集。同クラブがセンターバックの獲得に動いていることに触れた上で、「センターバックの主力選手である板倉とニコ・エルヴェディのうち、ひとりが退団する」と報道。このうち日本代表DFについては「クラブ幹部は2024年12月、契約延長の可能性について選手サイドと交渉していることを明らかにしたが、現時点で契約延長は難しい」と伝えている。

 またボルシアMGの専門サイト『Gladbachlive』は、板倉と同クラブの契約期間が2026年6月までであることを紹介した上で、「彼は今季ここまで好調を維持しており、ドイツ国外クラブからの関心を集めている」と報道。移籍先候補は挙げなかったものの、ステップアップの可能性はあるとのことだ。

 なお英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版は2024年12月、ボルシアMGがデンマーク1部FCコペンハーゲンからインドネシア代表DFケヴィン・ディクスの獲得に迫っていると報道。コペンハーゲンと同選手の契約が2025年6月まであるほか、ドイツ紙『フランクフルター・ルントシャウ』は「ボルシアMGはディクスを板倉の代役としてみている」と伝えている。