家族が3~4人で乳児のいる家庭におすすめ
未就学児、とくに小さいお子さんを連れて外出するとなると、おむつや離乳食・ミルクなどの小さいけれどかさばるものからベビーカーまで、それなりのスペースが必要です。
スライドドアを備える軽スーパーハイトワゴンであれば、室内が広く、荷物のためのスペースもそれなりにあるなど、子育て世代が使いやすいパッケージになっています。
また高い室内高は、お子さんが立ったまま車内を移動できたり、パパ・ママが小さなお子さんをチャイルドシートにも乗せやすかったり、さらに2列目シートをアレンジすればベビーカーを畳まずに載せられるなど、子育て世代にはメリットがたくさんあります。
ただし、現在販売されている軽自動車の乗車定員は4名が最大なので、5人家族には不向きです。
ご存知のように道路運送車両法では「12歳以上の者1人は、12歳未満の小児又は幼児1.5人に相当するものとする(国土交通省より)」とされており、軽自動車であっても大人2人と子供3人であれば、5人乗車できることになりますが、いっぽうで道交法で「6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用することが義務化(2000年)」、さらに「高速道路と一般道の両方で後部座席のシートベルト着用が義務化(2008年)」されており、道交法違反になるので注意しましょう。
ダイハツ タント
タントの魅力は、助手席側の「ミラクルオープンドア」です。
Bピラーをドアに内蔵することで、助手席ドアとスライドドアを開けた際、あいだにピラー(柱)がないので、後席からの乗り降りはもちろん、大きな荷物や長い荷物を乗せるときにも便利です。
また両側スライドドアにはワンタッチで開閉できるスイッチをドアハンドル、カードキー、運転席に備えるほか、カードキーを持ってクルマに近づくだけでスライドドアが開くウェルカムオープン機能が備わっています。
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三菱 ekスペース
三菱 ekスペースは、2014年に発売されました。クラストップの室内高1,400mmと室内長2,235mmを誇り、お子さんが立って着替えができる高さと広さを確保。
室内の装備として空気を循環させるリアサーキュレーターを装備して、後席の快適性を引き上げていたことも特徴でした。
現行型となる2代目は2020年の発売で、室内の広さはそのままにスライドドアの開口幅を約650㎜として乗り降りがしやすい工夫がされています。
また「G」および「T」グレードには、ドア下に足先を入れて引くだけで自動で開閉するハンズフリーオートスライドドアを助手席側に装備して使い勝手をアップしています。
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三菱 ekクロス スペース
三菱 ekスペースの派生モデルとしえ2020年に登場したekクロス スペースは、デリカD:5やアウトランダーPHEVなどと共通のフロントデザインコンセプトである”ダイナミックシールド”を採用したことがポイント。
ekクロスよりも全高が140mm背の高いボディで、室内高は1,400mmを確保しています。
センサー部分に足をかざすとドアの開閉ができる助手席側ハンズフリーオートスライドドアの機能は「G」と「T」グレードに標準装備。運転席側はオプションです。
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日産 デイズルークス
日産 デイズルークスは、三菱と日産の合弁会社NMKVが開発したモデルで、デイズシリーズのスーパーハイトワゴンモデルとして2013年に発売されました。
広い室内と荷室が魅力のデイズルークスには、アラウンドビューモニター、タッチパネル式オートエアコン、スーパーUVカットガラス(フロントドア)など、ドライバーに優しい機能を標準装備。
さらにスライドドアには、インテリジェントキーを身に着けていれば、ワンプッシュで開閉できるリモコンオートスライドドアが備わっています。
2020年まで販売されたデイズルークスは、2016年のマイナーチェンジでフロントグリルのデザインがVモーションをモチーフにしたものに変更されました。
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日産 ルークス
2020年にデビューした日産 ルークスは、デイズルークスの後継車種にあたるスーパーハイトワゴンです。
歴代では3代目にあたるルークスには、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、インエリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)、アラウンドビューモニター(Sグレードを除く)、ヒルスタートアシストなどを標準装備。
さらにハイウェイスター系には、日産の運転支援技術である「プロパイロット」を搭載しました。
ボディの下に足先を差し込むだけで開閉できるハンズフリーオートスライドドア(Sグレードを除く)は、グレードによって助手席側のみと両側があります。
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