菅大輝 写真:Getty Images

 J2降格の北海道コンサドーレ札幌を契約満了により退団した元日本代表MF菅大輝は、サンフレッチェ広島へ移籍。トルコ合宿に帯同しているが、1月15日開催の練習試合で負傷した。

 下部組織時代から2024年まで札幌一筋のキャリアを歩んでいた同選手は、OBの河合竜二が着用していた背番号「4」を引き継ぐなど、札幌のバンディエラになり得る存在として札幌サポーターから期待を寄せられていたにもかかわらず、J2降格に伴う予算規模の縮小等もあり、三上大勝代表取締役GM(ゼネラルマネージャー)から12月8日のJ1最終節・柏レイソル戦前に2025シーズンの契約を結ばない旨を告げられたことで話題に。札幌方面から疑問の声が挙がるなか、12月24日に広島への移籍が決まっている。

 新天地でMF東俊希らとポジション争いを繰り広げることになった菅。ウズベキスタン1部FCパフタコール・タシュケントとの練習試合では、後半キックオフから東に替わって左ウイングバックでプレーしたが、試合後に足を引きずる姿が。怪我の程度は不明だが、ネット上では「菅が足を引きずってるのは良くない」「菅大輝、大丈夫かな…」「菅ちゃん大丈夫かな、軽傷でありますように」などの声が挙がっている。

 なお広島は22分にMF満田誠のアシストからMF中島洋太朗が先制ゴールを挙げると、37分には新加入選手のFWジャーメイン良がMF越道草太のアシストから追加点を奪取。58分にFW中村草太がイエローカードを貰ったが、2-0で勝利している。