サンフレッチェ広島 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島ユース出身の元U17日本代表MF大堀亮之介は、2024年に欧州でプレーしていたが、1月にMF本田圭佑の古巣であるアゼルバイジャン1部ネフチ・バクーへの移籍が正式決定している。

 現在24歳の同選手は、広島ユースでMF東俊希やMF山﨑大地と同期。1学年上のMF満田誠やGK大迫敬介らとともに、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ優勝を成し遂げたが、トップチームには昇格せず、2019年2月にポルティモネンセU23へ完全移籍した。

 ただ、ポルティモネンセU23では出場機会に恵まれず。同クラブ退団後はラトビア1部のBFCダウガフピルス、SCR広島、韓国2部の慶南FCでプレーしていたが、2024年にFKトランスインベストへ加入すると、リトアニア1部リーグで31試合の出場で6ゴールをマークしていた。

 欧州でブレイクを果たしたこともあり、大堀はバクーと大型契約を結んだ模様。エージェント会社『株式会社 C.T.C』は1月15日、公式Xアカウントにて「大堀亮之介選手がアゼルバイジャンの名門Neftchiに移籍しました!! 以前には本田圭佑選手が所属していたチームです! 更なる活躍に期待です!!」とアナウンス。

 現地メディア『アゼルニュース』は、大堀とバクーの契約内容について「5年契約でサインを交わした。2年の契約延長オプションが付いている」と報じたほか、背番号が「18」に決まったこともあわせて伝えている。ユース時代の同期が広島のトップチームで活躍するなか、大堀自身も海外で確かな成長を遂げている。