人々の暮らしの安全を守る警察官たちが、時として説明のつかない不可思議な現象に遭遇することがある。メキシコの小さな町ハラ市で起きた出来事は、そんな謎めいた警察官の体験記の一つとして、世界中の注目を集めることとなった。

深夜のパトロールで遭遇した謎の子どもたち

 先週、ハラ市の警察官2名が深夜のパトロール中、学校の校庭から奇妙な物音を耳にした。午前3時頃のことである。施錠された正門前で確認を行った警察官たちは、そこで目にしたものに言葉を失った。2人の幼い子どもたちが、門の前に立っていたのである。

 動画には、その不可解な光景に遭遇した警察官たちの動揺が克明に記録されている。1人の警官が状況を確認しようとする中、もう1人の警官は不安げな笑いを漏らしている。

 しかし、その緊迫した対峙は長くは続かなかった。突如、1人の子どもが叫び声を上げ、学校の方向へ走り出すと、もう1人の子どもも後を追うように姿を消したのである。

 問題のどうががこちらだ。