J2昇格のFC今治は、ブラジル2部オペラリオPRからブラジル人MFヴィニシウス・ジニスを獲得する模様。2025シーズンの契約を更新したFWマルクス・ヴィニシウスとのヴィニシウスコンビ結成が期待される。
現在25歳のジニスは、身長190cmで右利きの攻撃的ミッドフィルダー。ブラジル国内の複数クラブを渡り歩くなか、2023年4月にミラソウFCからオペラリオPRへ移籍。加入1年目からブラジル3部リーグ戦17試合でスタメン出場と主力選手として活躍。チームを2部昇格へ導くと、2024シーズンはリーグ戦21試合のスタメン出場で1ゴール1アシストを挙げたが、年明けにチームから離脱している。
同選手の去就を巡っては、ブラジルメディア『nossagente』が1月8日に「オペラリオPRは今後数日以内に、ヴィニシウスが日本のクラブにレンタル移籍することを公式発表する」とリポート。ブラジル2部降格のクイアバECからの関心も報じられていたが、Jリーグ挑戦が既定路線だという。
またブラジル人のレアンドロ・アンドラーデ記者は14日に「ヴィニシウスは今治へ買い取りオプション付きの期限付き移籍により加入する見込み」と報道。これによると、オペラリオPRとヴィニシウスの契約期間は2025年12月までだったが、両者は期限付き移籍前に2027年12月までの契約延長で合意したという。
なおFC今治は1月11日に愛媛県内で新体制発表会を開催。報道によると、同クラブはブラジル人選手2名を獲得する予定であり、32選手で2025シーズンに臨むという。