アーセナル(イングランド1部)が、昨夏にリバプール(同1部)からのオファーを拒否したレアル・ソシエダ(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)の獲得に本腰を入れているようだ。
日本代表MF久保建英が在籍するソシエダ一筋のキャリアを築くスピメンディは高水準なパス精度や的確なカバーリングなどを武器に今季もラ・リーガ18試合に出場して1ゴール2アシストを記録。昨夏に開催されたユーロ2024でも母国の優勝に貢献していた。
イギリス『デイリー・メール』によれば、アーセナルはイングランド代表FWブカヨ・サカとブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが負傷していることから攻撃強化が急務となっているなかで、スビメンディとの契約に注力しているという。
アーセナルは1月での即時加入を望んでいるが、ソシエダはシーズン終了まで残留させたいと考えているとのこと。昨夏にも関心を示しながら正式オファーを提示しなかったアーセナルだが、ミケル・アルテタ監督は1年以上にわたってスペイン代表MFを勧誘しているようだ。
マンチェスター・シティ(イングランド1部)も関心を示しているスビメンディには契約解除金6000万ユーロ(約97億6000万円)が設定されているとのこと。イタリア代表MFジョルジーニョとガーナ代表MFトーマス・パーティが今夏に契約満了となることから関心を強めているアーセナルはそのトリガーを発動するようだ。