MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)は1月8日、アトランタ・ユナイテッドがスコットランド1部セルティックから日本代表FW古橋亨梧を獲得したとアナウンス。サガン鳥栖からアトランタへ完全移籍のFW富樫敬真と勘違いしたと謝罪しているが、その古橋の去就に関係者が言及。複数クラブからの関心も報じられている。
2024年夏にマンチェスター・シティからの関心が報じられたほか、12月にはアトランタ移籍の可能性が取りざたされた古橋。MLSの公式サイトでは、1月8日午後に「アトランタ・ユナイテッドはセルティックから古橋を特別指定選手として獲得した」という内容の記事をリリースも、掲載直後に削除。フライング発表の可能性が指摘されたが、MLSは9日に「異なる選手がMLSクラブと契約と記載した記事を誤って掲載した」「記事は直ちに削除され、訂正された。MLSは影響を受けた関係者に心から謝罪する」と声明を発表している。
英メディア『フットボール・インサイダー』は1月14日に「セルティックがオファーを受け入れるという“サプライズ”な最新情報」という見出しのもと、古橋の去就を特集。「彼はアトランタを含む米国の複数クラブから関心を集めている」と伝えたが、関係者は「この冬の移籍ウィンドウで、古橋がセルティックを去るとなれば大きなサプライズだ。そうしたサプライズが起こる可能性はある」とコメント。オファーの有無には言及しなかったものの、セルティック退団の可能性があることを明かしたという。
2025年1月20日に30歳の誕生日を迎える古橋は、2024/25シーズンのスコットランド1部リーグ戦22試合の出場で10ゴール3アシストを挙げるも、2024年12月以降は10試合中5試合でベンチスタート。FWアダム・イダとのポジション争いがより一層激しさを増している。