ランダル・コロ・ムアニ 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)で構想外の扱いとなっているフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)が、今冬にユベントス(イタリア1部)へ移籍する見込みとなったようだ。

 ナント(フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたコロ・ムアニは、2022年夏に加入したアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)で大ブレイク。2023年夏にPSGに加わったが、今季はここまでリーグ・アン10試合で2ゴール1アシストの数字にとどまっている。

 そんなコロ・ムアニにはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やトッテナム・ホットスパー(同1部)など複数クラブが獲得に興味。そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、ユベントスが買取オプションが付随しないドライローンでフランス代表FWを獲得するようだ。

 フランス代表FWからも移籍に向けたゴーサインが出たことから、争奪戦を避けるために早くから獲得に動いていたユベントスの努力が報われた模様。同選手は15日にトリノへ赴き、当日かその翌日にもメディカルチェックを受ける予定があるようだ。

 昨夏にオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスやフランス代表MFケフラン・テュラム、ポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンなど大型補強を敢行したユベントスは14日に行われたセリエA第19節でアタランタ(イタリア1部)戦で引き分け。無敗はキープしたが、首位のナポリとは13ポイント差となっている。