大物センターバックの獲得が決定的であることが、第三者によって“フライング発表”された浦和レッズ。オリンピック・リヨン所属の元ブラジル代表DFアドリエウソンこそ逃したものの、ECジュベントゥージからDFダニーロ・ボザを獲得したという。
現在26歳の同選手は、身長185cmで右利きのセンターバック。サントスやミラソウなどブラジル国内複数クラブを渡り歩くなか、2022年1月にミラソウからECジュベントゥージへ移籍。その後ヴァスコ・ダ・ガマへ期限付き移籍したが、復帰1年目の2023シーズンからリーグ戦全試合スタメン出場と、守備陣の中心選手として活躍。1部昇格に大きく貢献すると、2024シーズンもリーグ戦32試合でスタメン出場。チームを1部残留に導いている。
そんなボザの去就を巡っては、ブラジルメディア『GZH』が14日に「日本国内クラブからオファーが届いている」とリポート。すると、ブラジル人ジャーナリストのヴェネ・カサグランデ氏が「ECジュベントゥージはボザを浦和に売却するための手続きを進めている。移籍完了間近であるため、同選手はボカ・ジュニアーズ戦のメンバーリストから外されている」と報道。浦和移籍が既定路線だという。
浦和の補強に関しては、1月6日放送の『THE SEITARO☆RADIO SHOW「1700」』(エフエムナックファイブ)でも話題に。パーソナリティーの大野勢太郎氏は「聞くところによると、ものすごいセンターバック(の獲得が)発表間近だそうでありますよ。明日の会見には間に合いませんが、沖縄キャンプインの時にどんなセンターバックが顔を揃えているのかというところに注目したいと思います」と、大物選手の獲得を“フライング発表”。
このコメントを受けて、ファン・サポーター等からは大野氏への批判が湧き起こっているほか、クラブの情報統制を巡る議論も白熱しているが、「ものすごいセンターバック」がボザのことを指していたのか気になるところだ。