山梨県甲府市といえば、オカルト的思考だと有名なUFO事件「甲府事件」が真っ先に思い浮かぶが、歴史あるこの町には、多くの心霊スポットも存在し、オカルト好きなら一度は訪れてみたい町である。

 そんな甲府市で、なんと「喋る人面ツチノコ」を見たというぶっ飛んだ体験をした人がいる。今回、実際に喋る人面ツチノコを目撃したという甲府市出身の女性、Tさんから話を聞くことができた。

ツチノコとは

ツチノコは日本の民間伝承に登場する謎の生物で、蛇のような見た目を持ちながらも胴体が太く短く、コブラのような三角形の頭が特徴とされている。主に西日本を中心に目撃談が多く、短い距離をジャンプする能力や「チー」のような独特の鳴き声が報告されている。実在の可能性が議論されているが、いまだに科学的な証拠は発見されていない。UMA(未確認生物)の一つとして、日本のオカルト文化を象徴する存在である。

山梨県甲府市に「喋る人面ツチノコ」がいた!?衝撃的目撃談!シーマンのような顔で「何見てんだよ」
(画像=画像は「Wikipedia」より,『TOCANA』より 引用)

――以下はTさんからお聞きした喋る人面ツチノコを見た時の話だ。

 中学2年生の時の話なので、今から約30年くらい前ですね。季節は春くらいだったと思います。学校から歩いて家に帰ってきて、玄関の鍵を開けようとしていたところ、家の横にある物置あたりから何やら視線を感じたんです。

 物置の方を見ると、物置の奥側の角、地面スレスレの部分に、50代くらいの男性の顔がありました。地面から10センチとか20センチとかそれくらいの高さで、壁の影からこちらを覗いている感じです。昔流行ったゲーム、シーマンの顔にそっくりでした。

 目が合ったと思ったら、そのおじさんが「何見てんだよ」みたいなことを言ってきたんです。心臓が止まりそうなくらいびっくりしたのですが、次の瞬間、強烈に腹が立ちました。というのもスカートを覗こうとしている変質者だと思ったからです。そもそも私の家の敷地なのに「何見てんだよ」はないですよね。

 今思えば危ないのでしょうが、怒った私は、その変質者であろうおじさんをぶん殴ってやろうと思い、物置に近寄りました。

 物置の奥側の壁に近づくと、おじさんの全身が見えたのですが…、体が太い蛇そのものだったんです。胴体は顔と同じくらいの太さで首の部分だけ少し細くなっていました。長さは1メートルくらいだったと思います。短いな、という印象があったので。

 そして、びっくりしすぎて固まっているとおじさん顔の蛇はシュルッという感じで振り向いて、蛇特有の体をくねらせて進む動きで物置の裏手に消えてしまいました。意外と動きが早かったのを覚えています。

 我に返った瞬間、追いかけてみたのですが、おじさん顔の蛇はどこにもいませんでした。その後、見ることもありませんでした。

 帰宅した両親や祖父母にもおじさんの顔をした蛇が出たと言ったのですが、相手にされませんでした。むしろ娘の頭がおかしくなったんじゃないかと心配しているようでした。それからはあまり人に話さないようにしていましたが、あの時、奇妙なものを見たのは本当です。

 以上がTさんが目撃したという喋る人面ツチノコの話だ。なお、Tさんは当時、ツチノコという存在を知らなかったため、人面蛇と言っていたそうだが、その後ツチノコの絵を見た時に、胴体の雰囲気がそっくりだったのでツチノコではないかと考えるようになったとのことだ。

 それにしても、シーマンのような顔で「何見てんだよ」とふてぶてしく話すというのが驚きだ。ツチノコの目撃談は数あれど、人の言葉を話す、そして人の顔をしている目撃談は過去に無かったのではないだろうか。これをツチノコと言ってしまっていいのか?という気もするが、非常に興味深い目撃談だ。

 なお、その後Tさん一家は東京都内に引っ越してしまい、当時、物置が建っていた土地も人の手に渡り、現在は新しい住宅が立ち並んでいるという。

 果たして、Tさんが見たものは何だったのだろうか。山梨県甲府市には異次元と繋がるような不思議な何かが存在しているのかもしれない。もし似たような存在を目撃した方がいたら、ぜひTOCANAにご一報を。

文=渡邊存瀰

提供元・TOCANA

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