さっぽろ雪まつり史上初めてのオンライン開催となる「オンラインさっぽろ雪まつり2021~みんなでつくる雪まつり~」が正式スタートした。会期は2021年2月4日~2月28日まで。

1月に先行して公開された「北海道・札幌の雪」をテーマにした写真の投稿コンテスト「さっぽろ雪フォトまつり」や、雪像の制作状況および制作ポイントなどを発信する「雪像づくりリポート」といったコンテンツに加え、さまざまなコンテンツが公開されている。

今年の雪まつりの目的は、オンライン開催よって国内外にさっぽろ雪まつりの魅力を発信し、将来の誘客につなげることと、感染症拡大リスクを抑えながら市民参加型のイベントを創出し、この冬ならではの楽しみを提供することのようだ。

過去の氷像も見られる!

(写真=TECHABLEより引用)

2月4日から加わったコンテンツのひとつが、メイン会場である大通会場の過去の様子を体感できる360°映像や、これまでの大雪氷像の一覧やプロジェクションマッピング動画など。過去の氷像を見てみると、世界各国の有名な広場や昔話の主人公、宇宙や恐竜をモチーフにしたユニークなものまで高さ10mを超える迫力満点の作品があった。

また、70年を超える雪まつりの歴史をさまざまなテーマに沿って約50本の短編動画にまとめ、毎日1~2本ずつ公開していくという。ちなみに、第1回の雪まつりは、当時雪捨て場だった大通公園に学生たちがミロのビーナスやヒグマなど6つの雪像を造ったことがはじまりだったようだ。