昨季は前人未到のプレミアリーグ5連覇を達成したマンチェスター・シティ(イングランド1部)が、ユベントス(イタリア1部)に所属するイタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾ(24)の獲得に興味を持っているようだ。
ジェノア(イタリア1部)でプロキャリアをスタートさせたカンビアーゾは2022年夏にユベントスへ加わると、ボローニャ(同1部)へのレンタル移籍を経験。昨季からユベントスにレンタルバックをすると、両サイドバックでプレー可能なポリバレント性や推進力あるプレーなどを武器に今季のセリエA18試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのマッテオ・モレット氏によれば、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がカンビアーゾを高く評価している模様。ユベントスは同選手を重要な存在とみなしており、現視点でユベントスとシティによるクラブ間交渉は行われていないようだ。
なお、シティは近年の成功に大きく貢献したイングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)に退団の可能性が浮上。グアルディオラ監督は11日に「2日前にカイルは海外でプレーしてキャリアを終えるという選択肢を検討したいと申し出た」とウォーカーが退団希望していることを明かしている。
そのウォーカーにはミラン(イタリア1部)が関心を示しているとされている。今季は11月上旬から約2ヶ月にわたって不調に陥り、5連覇を目指すリーグ戦でも順位を6位まで落としてしまったシティだが、どのような動きをみせるのだろうか。