チアゴ・アウベス 写真:Getty Images

 かつて清水エスパルス、サガン鳥栖、ガンバ大阪、ファジアーノ岡山でプレーしていたブラジル人FWチアゴ・アウベスは、2024シーズン限りで徳島ヴォルティスを退団。Jリーグでのプレー続行を望む声が挙がる一方で、タイ移籍の可能性が報じられている。

 現在32歳の同選手は、2017年3月から12月まで清水でプレーした後、一度Jリーグを離れたが、韓国1部の全北現代を経て、2019年7月に鳥栖へ移籍。2021年以降はG大阪、岡山と渡り歩き、2023年12月にブラジル2部シャペコエンセへ加入する。

 そのシャペコエンセはわずか3か月で退団。2024年3月26日に徳島へ加入すると、チームが増田功作監督のもとで巻き返す中、J2リーグ戦19試合の出場で1ゴール1アシストという結果に。2025シーズンの契約更新とはならなかった。

 タイメディア『ballthai』が1月13日に伝えたところによると、同国1部ウタイターニーFCがチアゴの獲得に迫っているとのこと。オファーの内容や交渉の進展具合等には触れていないが、リーグ戦4ゴールも現在負傷離脱中のコロンビア人FWジョナタン・アグデロにかわるアタッカーの確保が急務だという。

 なおウタイターニーFCは、2024/25シーズンのタイ1部リーグ15試合を終えて5勝4分6敗と、首位ブリーラム・ユナイテッドから勝ち点20差の10位。2部降格ラインから勝ち点7差と残留争いに巻き込まれている。