レナト・ベイガ 写真:Getty Images

 昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準優勝と躍進したボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)だが、今季はブンデスリーガ8位と停滞。10日に行われたブンデスリーガ第16節のバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)戦では2-3で敗れて2024年も黒星スタートとなっている。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、ドルトムントはチェルシー(イングランド1部)に所属するポルトガル代表DFレナト・ベイガ(21)の獲得に向けてすでに動いているという。

 ポルトガル代表DFはドルトムントへの移籍を望んでおり、すでに口頭合意に至ったという。そして、ドルトムントは買取オプションが付随したレンタル移籍で獲得したいと考えており、チェルシーと交渉を行っているようだ。

 その一方で、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、チェルシーはベイガを放出する場合は完全移籍のみとしているとのこと。同選手は定期的にプレーするという新章に前向きであり、クラブ名こそ明らかになっていないものの、イタリア、フランス、プレミアリーグのトップクラブからオファーを受けていたようだ。

 スポルティングCP(ポルトガル1部)のリザーブチームでプロキャリアをスタートさせたベイガはバーゼル(スイス1部)でのプレーを経て、昨夏にチェルシーと7年契約。複数ポジションでプレー可能なポリバレント性を武器にプレミアリーグ7試合に出場しており、昨年10月にはポルトガルデビューを果たしていた。