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■原因不明の集団脱毛が発生
インド・マハラシュトラ州ブルダナ地区の3つの村で、住民がわずか数日のうちに集団的な脱毛に見舞われる事態が発生した。被害は1週間以内に急速に広がり、健康当局は肥料による水質汚染が原因ではないかと推測している。現在、現地の水や住民の髪、皮膚のサンプルが採取され、検査が進められている。
この異常事態は、ブルダナ地区シェガオン地方の15村に広がり、特にヒンガナ、ボンドガオン、ボタ、パフルプルナの4村で深刻な影響が報告されている。症状は頭皮の激しいかゆみから始まり、わずか3日以内に完全な脱毛が進行するという。これまでに150人以上が影響を受けたとされ、さらに400人に初期症状が見られるとの報告がある。
住民はこの現象を「脱毛ウイルス」と呼び、恐怖と困惑が広がっている。ある村人は、軽く髪を引っ張るだけで簡単に抜けてしまう様子をカメラの前で見せ、別の住民は1週間以内にできたハゲ部分を指し示した。現地では健康当局の高官が調査に乗り出している。