Jリーグのオフシーズンがクライマックスを迎え、選手の国内外での移籍が活発に行われる中、J1リーグを5回制覇している名門の横浜F・マリノスが、コロンビア1部アギラス・ドラダスからDFジェイソン・キニョーネスの完全移籍加入内定を1月11日に発表。各種報道やSNSで話題となっている。
しかし、このキニョーネスについての情報が不足しており、横浜FMサポーターのみならずサッカーファンとしてはどんな選手なのか気になるところだ。各種報道やSNSなどの情報によると、移籍金は2.8億円とも言われており、セリエAのエラス・ヴェローナ行きの噂もあったが、横浜FMが争奪戦を制する形になったと伝えられている。
キニョーネスのプレー動画からは、同選手の特徴である守備から攻撃時へのビルドアップ能力の高さがうかがえる。同時に身体能力も素晴らしく、スピードも兼ね備えている印象を受ける。左右両足から繰り出される後方からの正確無比なパスで、最終ラインから横浜FMの攻撃を組み立てることができるだろう逸材だ。
横浜FMの公式ホームページでは、コロンビア出身で1997年8月17日生まれの27歳、185cm/82kgのディフェンダーとして紹介されている。
2018年から横浜FMに在籍したセンターバックのDF畠中槙之輔が2025シーズンからJ1のセレッソ大阪に移籍し、同じく2022年から在籍したセンターバックのDFエドゥアルドもV・ファーレン長崎への移籍となり、サポーターからは不安の声が挙がっていた。その穴にコロンビアからの大型ディフェンダーの加入となり、サポーターも一安心といったところだろうか。