■一度、気持ちを伝えたことで

入院がきっかけで友達に弱音を吐けた30代男性は、「私はもともと、親しい友達にも弱音を吐けないタイプでした。しかし体調を崩して入院することになり、そのとき初めて友達に弱音を吐いたんです。最初は申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、友達が『頼ってくれてうれしい』と言ってくれて気持ちが軽くなりました」と当時を振り返る。

今は素直な気持ちが出せるようになってきたそうで、「それからは少しずつ素直になれて、悩みがあれば友達に相談するようになっています」とも話していた。