FIFAワールドカップ北中米大会出場へ王手をかけているサッカー日本代表「森保ジャパン」。2024年11月19日開催のW杯アジア最終予選では、FW小川航基(NECナイメヘン)とDF板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)のゴールにより、中国代表を3-1で下したが、この試合を対象とした賭博行為が波紋を呼んでいる。
ネット上で話題になっているのは、韓国系YouTuberによる動画投稿。当該人物は厦門白鷺体育場で試合を観戦している自身の様子をアップしているが、「中国加油」と書かれた赤色のTシャツを身に着けているにもかかわらず、「私は日本、中国どっちも応援していない。日本が4-0で勝つと予想し、お金を賭けただけだ」とコメントしている。
このコメント内容がネット上で拡散されると、「サッカーの試合にお金賭けていいのか?」「スポーツ賭博は禁止されているのでは…?」「このYouTuberは処分を受けるかもしれない」といった指摘が。日本国内でも、一部から「日本に賭けているのだから、日本を応援しろよ」「韓国も中国も変わらないな」などと否定的なコメントが湧き起こるなど、騒動に発展している。
なお、日本はW杯アジア最終予選で中国にホームゲーム、アウェイゲームともに勝利。第6戦まで終えて5勝1分と、2位オーストラリアに勝ち点9差をつけてグループC首位に立っている。中国戦を巡る騒動により、森保ジャパンや日本サッカー協会(JFA)が国際サッカー連盟(FIFA)からアジアサッカー連盟(AFC)から処分を受けることはなさそうだ。