ブルーノ・ジョゼ 写真:Getty Images

 ブラジル人MFブルーノ・ジョゼは、ジュビロ磐田退団がほぼ確実であるとのこと。クラブは同選手の2025シーズン背番号が「19」に決まったと発表しているが、本人はすでに新天地でトレーニングを始めているという。

 ジョゼの去就を巡っては、ブラジル人のルーカス記者は2日に「ブラジル2部グレミオ・ノヴォリゾンチーノは2025シーズンに向けて、ジョゼを獲得することが決まっている。契約締結に向けて交渉が進んでいる。交渉の席にはグアラニOBのミシェル・アウベス氏も着いていた」などと伝えていた。

 磐田退団が既定路線とみられるなか、ブラジルメディア『ge』は11日に「彼は10日からノヴォリゾンチーノでのトレーニングを開始」とリポート。「契約上の問題で、まだ公式発表はない」としつつも、数日以内にリリースされる見込み。15日の2025シーズン初戦でデビューする可能性もあるという。

 現在26歳のジョゼは、グアラニ所属時の2023シーズンにブラジル2部リーグ29試合のスタメン出場で4ゴール7アシストと結果を残すと、同シーズン終了後に磐田へ完全移籍。J1残留・定着にむけて欠かせない戦力として期待されたが、来日1年目はJ1リーグでスタメン出場4試合、ゴールアシストなしという結果に終わった。

 なお磐田の外国籍選手では、DFハッサン・ヒル、DFリカルド・グラッサ、MFレオ・ゴメス、MFジョルディ・クルークス、FWマテウス・ペイショットと2025シーズンの契約更新で合意。FWウェベルトンがアスルクラロ沼津へ期限付き移籍した一方、アルビレックス新潟を退団したオーストラリア代表DFトーマス・デン獲得の可能性を、オーストラリアメディア『ニュース・コープ・オーストラリア』のマルコ記者が10日に報じている。