ベルギー1部リーグKVコルトレイク所属の日本代表DF藤井陽也は脛骨の手術を受けるため、近日中に帰国予定。その藤井の海外移籍をフライング発表したことで話題を呼んだ名古屋グランパスOBが、FIFAエージェントに関するSNS投稿でJFA登録仲介人(代理人)から指摘を受けている。
名古屋OBで元日本サッカー協会代理人を名乗る坂口徹氏は11日にインスタグラムを更新。「FIFAエージェントライセンス保持またはこれから取得を考えてる皆様」にむけたメッセージとして、以下のように綴っている。
「弊社は現在、FIFAエージェントライセンス保持の韓国エージェント会社と業務提携を締結しております!しかし案件が多すぎて断っている仕事が多数。流れてしまう案件が多数」
「私は1人でも多くの選手をプロ契約へ導いてあげたいという考えです。1人でも多くの選手をステップアップさせてあげたい。1人でも多くの選手を海外でプレーさせてあげたい。私はコネクションがたくさんあります!オーナー、社長、監督、GM、全て直接やり取りできます。日本、韓国、特に東南アジア、ヨーロッパ、ブラジル」
「業務提携やアドバイザーや独占でも構いません!信頼ができ、選手ファーストでフットワークが軽くて一緒にいて楽しい人、一緒にサッカーの仕事しましょ〜」
「ちなみに私はエージェントライセンス今後取得する気も全く無いですし、頭もわるく絶対合格できないです。英語、スペイン語、フランス語ダメです。DMにて相談や質問等受け付ています。よろしくお願いします」
この坂口氏の投稿内容がスクリーンショットによりXでアップされると、FW前田大然(セルティック)をはじめ多くの日本人選手を顧客に持つ『株式会社ジェブエンターテイメント』の田邊伸明氏は「アウト」と反応している。
日本サッカー協会(JFA)は2024年11月21日、JFAフットボールエージェント規則を改定。無資格者にフットボールエージェントサービスに関与した場合、選手も罰則を受ける可能性があるという。