■“9割ルール”は通用しない

郵便物が手元に届いた際、個人情報部分は取るという人はいても、封筒そのものに関しては何の疑いもなくそのまま資源ゴミ行きになりがちではないだろうか。

しかしプラスチックフィルムの窓については封筒を開いて裏から剥がす必要があり、可燃ゴミと違って「素材の9割が燃えるなら、一部が不燃でも可燃で出してOK」という“9割ルール”は通用しない。古紙リサイクルにおいて紙以外は“異物”のため、少々面倒ではあるが意外に重要な作業だ。

なお、近年では窓の部分が“グラシン紙”でできている封筒も多く、これについてはそのままリサイクル可能となっている。