■「都市鉱山」に大量の資源

スマートフォンやタブレット、デジタルカメラ、携帯ゲーム機などの小型家電や、USBケーブルなどのコード類には、金や銀、レアメタルなどが使用されている。

廃棄される家電製品に含まれる資源を鉱山に見立てた「都市鉱山」との言葉もあり、日本の都市鉱山では、金は全世界の埋蔵量の約16%にあたる6,800トン、銀は世界の埋蔵量の22%にあたる6万トンが存在しているともいわれる。

多くの自治体では、役所や家電量販店、スーパーなどに「小型家電回収ボックス」を設置して回収し、リサイクルに利用している。