黒坂岳央です。
MicrosoftはAI at Work Is Here. Now Comes the Hard Partにおいて、職場における生成AIの活用状況を発表した。データが出ている国別で、日本は「最も最も生成AIを使用しない」ということが明らかになった。
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AI at Work Is Here. Now Comes the Hard Partよりデータを抽出し、画像は筆者が作成
世界一使用しているのは中国で91%、生成AIの中心地の米国は71%、日本はなんとダントツ最下位の32%という数値になった。
頭脳労働において、もはや生成AIを使いこなすスキルは必須であることは疑いようもない。自分はこれまで、我が国の政府は新しいテクノロジーやイノベーションの理解を全く示さないということを理解していた。しかし、民間企業においてこの遅れが生じているということはITリテラシーや労働生産性の面で大変な問題が生じていることが分かる。
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Ranta Images/iStock