ロシア出身のMFアレクセイ・ミランチュクは、2020年にロシアのロコモティフ・モスクワからセリエAのアタランタに移籍し、リーグや欧州大会で活躍した。アタランタ(2020-2022、2023-2024)では公式戦98試合に出場し、13ゴール19アシストを記録。2022/23シーズンはトリノにレンタル移籍し、公式戦31試合に出場、4ゴール6アシストをマークした。

イタリアでの活躍から、他のヨーロッパのリーグに新天地を求めるかと思いきや昨2024年7月30日、MLSのアトランタ・ユナイテッドに完全移籍。ロシア代表としても、2015年に19歳という若さでデビューを果たし、46試合に出場し8ゴールを挙げている。巧みなボールコントロールとパスセンスに優れる攻撃的ミッドフィールダーとして高く評価されている。

フェデリコ・レドンド 写真:Getty Images

フェデリコ・レドンド(インテル・マイアミ)

アルゼンチン出身のMFフェデリコ・レドンドは、スペインの強豪レアル・マドリード等に在籍した伝説的なフェルナンド・レドンド氏(2004年引退)の息子だ。インテル・マイアミが2024年初めにアルゼンチンのアルヘンティノス・ジュニアーズから獲得したのは見事と伝えられた。MLSでの最初のシーズンは15試合のみの出場ながら、ボールキープ力やパスセンスの面で早くもその才能を発揮している。

アルゼンチンのユース年代の選手の中でも評価が高く、2020年にはプロデビュー前にも関わらず、UKメディア『ガーディアン』が選出した「期待される次世代の若手選手」60名に名を連ねたレドンド。将来的には、アルゼンチン出身の選手が多く活躍するラ・リーガへの移籍が理想的に思えるが、どのように羽ばたくのか、今後の動向に注目すべき選手の1人だ。


ディエゴ・ルナ 写真:Getty Images

ディエゴ・ルナ(レアル・ソルトレイク)