昨2024シーズン、7月に開催された明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024では、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーがヴィッセル神戸と国立競技場で対戦した。その他にも、ニューカッスル・ユナイテッドやシュトゥットガルトが来日し、Jリーグクラブと試合を行っている。
今2025シーズンもスペイン1部のバルセロナなど、複数の海外ビッククラブや中堅クラブがジャパンツアーを実施する可能性があるようだ。関係者によると、確定はしていないものの、バルセロナはプレシーズンに来日し親善試合を行う可能性があり、話し合いを行っているという。また、これまでに来日した実績のあるクラブ及び初めて日本に滞在することなるクラブも含め、プレーシーズンマッチを実施する方向で話が進んでいることも、別の関係者によって明かされた。
昨シーズンは、同ワールドチャレンジで来日した3クラブ以外にも、ドイツ1部のボルシア・ドルトムントがユーロジャパン・カップ2024で来日し、ヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪と対戦。さらに、レアル・ソシエダ(MF久保建英所属)、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(MF三笘薫所属)、スタッド・ランス(FW中村敬斗、MF伊東純也)など、日本代表選手の所属クラブが次々とJリーグクラブとプレシーズンマッチを行った。
今夏には、日本代表MF遠藤航が所属するリバプールが、日本と香港で試合を行うことを検討していることを『The Athletic』など、複数の海外メディアが報じている。
海外クラブが日本まで足を運んで親善試合を開催する場合、中心選手の出場期間に関する規定やスポンサー関連等、様々な条項の盛り込まれた契約が交わされる。これまでにもパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘンなどが日本を訪れ、国立競技場などに多くの観客を集めている。