ヨシュア・キミッヒ 写真:Getty Images

 ブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表のMFヨシュア・キミッヒは、現在、契約満了が迫る注目選手の1人で、プレミアリーグのリバプールが獲得を検討していると報じられている。

 ドイツメディア『Bild』によると、リバプールがキミッヒに関心を持っていることを確認しており、王者マンチェスター・シティが最大のライバルになる可能性が指摘されている。現時点でキミッヒとバイエルンの間には契約延長の合意がなく、同選手は1月1日から他クラブと自由に交渉可能な状態となっている。

 多才なキミッヒはリバプールが補強を必要としているポジションを埋めることができる理想的な選手であり、フリーでの獲得が可能な点も魅力的だ。他クラブとの獲得競争が激化することは予想されている。リバプール加入となれば、同クラブに在籍する日本代表のキャプテンMF遠藤航にも多大な影響を及ぼすため、日本のファンとしても今後どう動くか、気になるところだ。

 一方、リバプールは現在、FWモハメド・サラー、DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、DFフィルジル・ファン・ダイクといった3人の重要な選手との契約満了を迎える危機にも直面している。これらの選手が他クラブと事前契約を結んでしまうと、2024/25シーズン終了後に移籍金ゼロで移籍する可能性があり、クラブにとって重大な損失となることが指摘されている。