元日本代表DF吉田麻也は、2024シーズンをもってMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了。現地で残留の可能性が報じられるなか、アメリカにおけるドジャース所属の大谷翔平の知名度に言及。過去にも野球に関する日米のメディア報道の違いを説明していただけに、同選手のコメントが話題を呼んでいる。
吉田は1月10日からインターネット動画配信サービス『DAZN』で配信開始の「内田篤人のフットボールタイム第214回」に出演。話題がアメリカにおけるスポーツ人気に及ぶと、メジャーリーグ史上初となる「50-50」(ホームラン50本、50盗塁)を達成し、ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献した大谷、そして元通訳の水原一平被告について、「(アメリカ人の間でも)大谷と一平は有名。下手したら、大谷より一平の方が有名。(水原氏による賭博事件は)かなり盛り上がっていたし、『お前、何か知らないか』と訊かれた」と語っている。
大谷のドジャース移籍前、エンゼルス戦の始球式を務めた吉田だが、2024年6月にはコパ・アメリカのブラジル代表対コスタリカ代表(アマゾンプライムビデオ)に解説者として出演した際に、アメリカでの野球人気についてこう語っていた。
「(アメリカで人気なのは)バスケットボール(NBA)とアメリカンフットボール(NFL)。日本だと大谷のことは毎日のように報道されるけど。まあ、野球も人気は人気だけど、やっぱりバスケとアメフトはすごい。あとはアイスホッケーとか。大谷関連の報道は多いけど、アメリカのメディアは日本と違ってプライベートのことまでは取り上げない。プレーの結果の方が多い」
こうした吉田のコメントは、ネット上で話題に。「吉田麻也は遠慮なく言うからいいよな」「やっぱり日本の大谷報道は異常」「他人のプライベートまで入り込むのは、アメリカから見てもおかしいことなんだね」「大谷で必要以上に話題になっているのは、日本だけなのでは?」など、日本メディアへの批判が相次いでいる。