今季のセリエAで3位に位置するインテル(イタリア1部)が、今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(26)の獲得を検討する可能性があるようだ。
2023年夏にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)から加わったスイス代表GKヤン・ゾマーが守護神として今季もゴールマウスを守っているインテル。今季のセリエA17試合で9回のクリーンシートを達成しているゾマー2026年夏まで契約を残しているが、来シーズンは37歳となる。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、インテルは今夏にGKの補強について目を向けているという。その候補の1人として、PSGと2026年夏まで契約を結んでいるドンナルンマを注視しているようだ。
仮にドンナルンマがPSGと新契約を結ばなかれば、具体的な動きを見せる可能性があるとのこと。また、度々ファンから批判の的になっているイタリア代表GKは今季の公式戦17試合に出場しているものの、PSGで絶対的な存在ではなくなっていることから契約期間が残り1年となる今夏に移籍を決断する可能性もあるようだ。
そのドンナルンマはインテルのライバルであるミラン(イタリア1部)下部組織出身であり、クラブ公式戦通算200試合以上に出場。イタリア代表でも70キャップを数えているドンナルンマはプロキャリアをスタートさせたミランのライバルクラブに加わることはあるのだろうか。