マンチェスター・シティ ジョゼップ・グアルディオラ監督 写真:Getty Images

 今季のプレミアリーグで6位とリーグ戦5連覇に向けて暗雲が垂れ込んでいるマンチェスター・シティ(イングランド1部)が、RCランス(フランス1部)でプレーするウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・フサノフ(20)の獲得に迫っているようだ。

 ウズベキスタン代表として18キャップを刻むフサノフはエネルゲティク(ベラルーシ1部)でプロキャリアをスタートさせると、2023年夏にランスへ完全移籍。リーグ・アン史上初のウズベキスタン人選手となったなかで、足の速さを活かした対人守備の強さや、ビルドアップ能力の高さを武器に今季はここまで公式戦16試合に出場している。

 成長著しいそんなフサノフにはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)やトッテナム・ホットスパー(同1部)、レアル・マドリード(スペイン1部)など複数クラブが関心を示していると各メディアによって報じられている。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、争奪戦を制したシティは移籍金4000万ユーロ(約64億6000万円)+ボーナスという条件でランスでクラブ間合意に達したようだ。
 
 収支バランスを取るために選手の売却が必要だったランスがこのこのオファーを受け入れたため、ウズベキスタン代表DFは数日後にメディカルチェックを受診するようだ。また、同選手は2029年夏までの契約に1年延長オプションが付随した条件にサインするという。