アドリエウソン(写真右) 写真:Getty Images

 FIFAクラブワールド2025に参戦する浦和レッズは、すでに第3者により大物センターバックの獲得がフライング発表されている。ただ、同クラブからの関心が報じられていた元ブラジル代表DFアドリエウソンは、オリンピック・リヨンから欧州クラブへ移籍する見込みだという。

 2024年12月、期限付き移籍期間満了によりブラジル1部ボタフォゴFRからリヨンへ復帰したアドリエウソンの去就を巡っては、フランスメディア『RMC』が1月2日に「彼はリヨンへ復帰も、将来についてまだ決断していない」「浦和やトラブゾンスポルなどと交渉中」と報道。『フットメルカート』は6日に「トラブゾンスポルは買い取りオプション付きの期限付き移籍による獲得で、リヨンと合意。選手サイドとの合意を残すのみ」と伝えていた。

 しかしフランス紙『レキップ』は10日に「アドリエウソンはベルギー1部アンデルレヒトへ2025年6月までのレンタル移籍により加入する見込み。500万ユーロ(約8億1000万円)の買い取りオプションが盛り込まれている」とリポート。これらの報道内容をまとめると、アンデルレヒトが浦和、トラブゾンスポルなど複数クラブとの争奪戦を制したものとみられる。

 一方、浦和の補強に関しては、1月6日放送の『THE SEITARO☆RADIO SHOW「1700」』(エフエムナックファイブ)でも話題に。パーソナリティーの大野勢太郎氏は「浦和レッズがFIFAクラブワールドカップでリーベル・プレート、インテル・ミラノ、モンテレイという世界の名だたる名門クラブを相手に、世界をビックリさせる結果を残して凱旋すること」と語ると、補強計画の一部を明かしている。

 「聞くところによると、ものすごいセンターバック(の獲得が)発表間近だそうでありますよ。明日の会見には間に合いませんが、沖縄キャンプインの時にどんなセンターバックが顔を揃えているのかというところに注目したいと思います」