FWリオネル・メッシ(写真当時バルセロナ)写真:Getty Images

 スペインの強豪バルセロナは、ホームスタジアムであるカンプ・ノウの大規模改修中の中、旧カンプ・ノウのアイテムのオークションでの売却を計画をしていることを12月31日に発表した。改修工事で残された膨大な数のオブジェクトや記念品があり、その価値を最大限に活用するつもりのようだ。

 中には、バルセロナの歴史と切り離せないアルゼンチン代表キャプテンのFWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が使用していたロッカーも含まれており注目されている。オークション前から争奪戦が予想されているメッシのロッカーの開始価格は、なんと35万ユーロ(約5,658万円)と設定されている。

 オークションは長期戦となり、価格は間違いなく大幅に上回ることが予想されている。この事態にSNS上では、クラブがメッシを利用して金儲けしているのではないかと批判する意見が相次いだ。

 「何という狂気」「お金ないとはいえさすがに駄目でしょ」「このロッカーはクラブの遺産として博物館に送られるべきだ」「なんてひどい経営なんだ。恥ずかしい」「完全に売春クラブ」「愛のないクラブ」「彼らはあらゆるものをオークションにかけるつもりだ」

 「金に目眩みすぎだろバルサ」「マジでこれでもラポルタを支持するサポーターって何者?」「あんな退団のさせ方したのによくこんなことできるよな。キモすぎる」「バルセロナは魂まで売ってしまうのか」「金儲けにメッシを使ってんの嫌すぎる」「乞食クラブすぎて草」

 出品されるのはメッシのロッカーだけではなく、ロナウジーニョ(2018年)、ジェラール・ピケ(2022年引退)、FWネイマール(アル・ヒラル)といったバルセロナの象徴的な選手たちが使用したロッカーに加え、コーナーフラッグや、ベンチ前のクラブエンブレム、さらにはトンネル内に飾られていた写真など、多岐にわたるようだ。