こんにちは!photographerのひさみつです。今回は大阪旅行におすすめのスポットを、新世界~心斎橋エリアにかけてまとめてみました。長年大阪に住んでいる知り合い何人かに相談して訪れた、「大阪にくるならここをみておけば問題ないやろ!」なスポットです。ぜひ最後までご覧ください。

目次
新世界エリアで大阪らしい雰囲気を楽しもう
通天閣から徒歩数分。赤坂屋の串カツが美味い!
大阪の歴史と共にある天王寺動物園が楽しい
道頓堀エリアでグリコのポーズを
終わりに

新世界エリアで大阪らしい雰囲気を楽しもう

(写真=たびこふれより引用)

まずは大阪の定番スポット。通天閣のある新世界エリアにきました。

大阪の観光スポットとして有名な通天閣ですが、現在の通天閣は2代目であることはご存知ですか?初代の通天閣が建てられたのは1912年のこと。その後1943年の太平洋戦争中に火災に巻き込まれて焼失。現在の通天閣は2代目で、1956年に再建されたものだそうです。2007年に国の登録有形文化遺産に指定されています。マスコットキャラクターはビリケンさんです。

(写真=たびこふれより引用)

コロナの中、ビリケンさんは虎柄のマスクを着用していました。

(写真=たびこふれより引用)

新世界といえば上の写真のように、通天閣の前にそびえる大きなフグの看板をイメージされる方も多いのではないでしょうか?

「づぼらや」は創業1920年のフグ料理の老舗で、大きなフグ看板は新世界のツレードマーク的存在でした。しかし新型コロナウイルスの影響でお店が閉店。2020年9月3日未明に看板は撤去されてしいました。

(写真=たびこふれより引用)
(写真=たびこふれより引用)

2020年9月3日の新世界の様子。フグの看板が撤去されたと聞いて急いで撮影してきました。僕は大阪市民ではありませんが、それでも長年愛されてきた景色が失われてしまったことは悲しい出来事でした。これから生まれてくる子供たちには、「昔はここに大きなフグの看板があったんだよ」なんて語り継がれていくのでしょうか。

(写真=たびこふれより引用)
(写真=たびこふれより引用)

このカラフルな看板が立ち並ぶ雰囲気は、大阪のこの場所でしか味わえないと思います。

(写真=たびこふれより引用)

新世界の歴史は、今から100年以上も前になる、1903年の第5回内国観業博覧会という博覧会の会場に現在の新世界エリアと天王寺エリアが会場に選ばれたことから始まります。この博覧会をきっかけに人々が集まるようになり、1912年に「大阪の新名所」という意味を込めて、「新世界」と呼ばれるようになりました。戦後は近隣のあいりん地区を中心に荒れた街というイメージがついていましたが、少しずつ活気を取り戻し、現在の新世界の姿になったようです。

(写真=たびこふれより引用)

新世界のビリケンさんと2ショット。

定番のスポットですが、こうして町の歴史を振り返りながら回ってみると、また違った発見がありますね。

通天閣から徒歩数分!赤坂屋の串カツが美味い!

(写真=たびこふれより引用)

お腹が空いたので、通天閣から徒歩数分の場所にある、「赤坂屋」に入りました。

(写真=たびこふれより引用)

注文は紙に書いて店員に渡すタイプ。

(写真=たびこふれより引用)

御通しのキャベツが通されたので、それを食べながら待っていると・・・

(写真=たびこふれより引用)

串カツが届きました。揚げたての香ばしさが鼻から伝わってきます。

(写真=たびこふれより引用)

大阪の串カツといえば「ソース2度漬け禁止やで!」と書かれ、カツごとどっぷり漬けることで有名ですが、新型コロナウイルスの影響で、チューブに入って、かけるタイプになっているそうです。

(写真=たびこふれより引用)

こんな感じでソースをかけて食べます。ソースがサラサラしているので、あっという間に衣に染み込んでいきます。味はもちろん・・・とても美味しいです。

熱々の衣と、中のカツがソースと絡まって、まさに大阪の味だなぁと感じます。

(写真=たびこふれより引用)

こちらも大阪名物の「どて焼き」です。どて焼きは串カツと並ぶ新世界の名物で、牛すじを味噌やみりんで長時間煮込んだ料理です。味噌で煮込まれた牛の肉は、口に入れた瞬間ホロホロと溶けていき、思わずビールが欲しくなる味でした。

(写真=たびこふれより引用)
  • ・・ので、頼みました。(苦笑)

串カツ、ソース、どて焼き、ビール。最高です。

※今回、お店のことを記事に書いていいか店主さんに聞いたところ、快く承諾して頂けました。どのメニューもとても美味しかったです。コロナで大変だとは思いますが頑張ってください。

(写真=たびこふれより引用)

入り口には手指消毒用のアルコールが設置されていました。

(写真=たびこふれより引用)

赤坂屋

住所 大阪市浪速区恵美須東2-3-5
TEL  06-6636-3352
営業時間 月~金16:00~23:00/土日祝11:00~23:00
定休日 不定休
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が変わることがあります。行く際には事前にご確認ください。

大阪の歴史と共にある天王寺動物園が楽しい

(写真=たびこふれより引用)

新世界まで来たので、せっかくならと天王寺動物園に行ってみました。

(写真=たびこふれより引用)

天王寺動物園は1915年に開園し、2015年に開園100周年を迎えた長い歴史を持つ動物園です。およそ180種1,000点の動物を飼育しています。(公式HPより抜粋)

(写真=たびこふれより引用)
(写真=たびこふれより引用)
(写真=たびこふれより引用)

園内ではたくさんの動物たちを見ることができました。

都心にありながら多くの動物たちを見ることができて、とても楽しい場所だったのですが、個人的に心惹かれたのは天王寺動物園の歴史でした。

(写真=たびこふれより引用)

100年以上の歴史のある天王寺動物園はまさに大阪の歴史と共にあると言っても過言ではありません。中でも戦争中にやむなく動物たちを殺処分したというエピソードや、国民の戦争意欲向上のために利用された動物の話、空襲で動物園が被害を受けた話など、色々と考えさせられる内容でした。

これからの動物園の歴史が、ずっと平和なものであることを祈りつつ、天王寺動物園を後にしました。

(写真=たびこふれより引用)
(写真=たびこふれより引用)

令和2年9月より、土日祝日は事前予約制になっています。訪れる際はご注意ください。

(写真=たびこふれより引用)
(写真=たびこふれより引用)

園内にはソーシャルディスタンスを促す看板がたくさん設置されていました。動物を見る檻の前にも仕切りがされていて、来園者同士が接触しないような配慮がされていました。

天王寺動物園

住所 大阪市天王寺区茶臼山町1-108
TEL 06-6771-8401
営業時間 9:30~17:00(入園は16:00まで)※5月,9月の土日祝は18:00まで(入園は17:00まで)
休園日 毎週月曜日(休日にあたる場合は翌平日)、年末年始(12/29~1/1)
入園料 大人500円/小中学生200円/未就学児 無料
※土日祝日は事前予約が必要です。詳しくはHPでご確認ください。

道頓堀エリアでグリコのポーズを

(写真=たびこふれより引用)

Osaka Metroの「動物園前」駅では動物たちの装飾がされていました。そのまま地下鉄で「心斎橋」駅まで。(210円)

(写真=たびこふれより引用)
(写真=たびこふれより引用)

心斎橋から歩くこと約10分

(写真=たびこふれより引用)

道頓堀グリコサインに到着しました。

(写真=たびこふれより引用)

道頓堀のグリコサインは、1935年に看板、ネオン共に設置されました。ちなみに現在のグリコサインは6代目で、初代~5代目も存在したそうです。やはり戦争の煽りで解体されてしまったり、時代の変化に伴って解体~設置を繰り返していたそうです。

(写真=たびこふれより引用)

そんな歴史あるグリコサインの前で定番の道頓堀ポーズを・・・したつもりが足が逆でした!笑

(写真=たびこふれより引用)
(写真=たびこふれより引用)
(写真=たびこふれより引用)
(写真=たびこふれより引用)

日も暮れてきたので、道頓堀エリアを散策してきました。

終わりに

(写真=たびこふれより引用)

いかがでしたでしょうか。

今回は新世界~心斎橋エリアにかけて、大阪の定番の観光地を回ってきました。

大阪の中心とも言える観光地は、どこも100年近い歴史があり、戦前戦後~現在に至るまでの日本や大阪の歴史と共にあるのだなぁと感じました。戦争を乗り越えた当時の人々の努力の末に、今の大阪があることを改めて実感。当たり前のようにある観光地も、その歴史を踏まえるとまた違った見え方になるのが面白いですね。

(写真=たびこふれより引用)

大阪には他にも、万博記念公園公園や、大阪城など、たくさんの見所があるみたいです。感染予防に気をつけながら、大阪の街並みを楽しんでみてはいかがでしょうか?

それでは今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました。

【文・写真 ひさみつ/提供元・たびこふれ

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