連覇を目指す今季のセリエAで3位に位置しているインテル(イタリア1部)が、アーセナル(イングランド1部)に所属するウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ(28)の獲得に興味を持っているようだ。
2022年夏にマンチェスター・シティ(イングランド1部)からアーセナルへ加入したジンチェンコは卓越した足元のテクニックや高水準なキック精度の高さを武器に初年度から“偽SB”として主力に定着。しかし、今季はプレミアリーグ7試合の出場にとどまっており、スタメン出場はわずか1回のみとなっている。
イギリス『サン』によれば、イタリア代表DFリカルド・カラフィオーリの控えに降格したジンチェンコに対してインテルが関心を示しており、1月の獲得に向けてオファーを準備している模様。インテルは戦力を大幅に強化するオプションだと考えているようだ。
その一方で、アーセナルでは今季限りで契約満了を迎えるスコットランド代表DFキーラン・ティアニーはフリーで退団する見込みだという。この状況下にあるにも関わらず、ミケル・アルテタ監督はジンチェンコの放出に応じる構えだという。
なお、アルテタ監督はミラン(イタリア1部)でプレーするフランス代表DFテオ・エルナンデスの獲得を希望している模様。パウロ・フォンセカ前監督体制で不調だったフランス代表DFは026年夏に契約満了を迎えるなかで、延長交渉は現時点で大きな進展はない状況が続いているようだ。