クビチャ・クワラツヘリア 写真:Getty Images

 今季もここまでのセリエA17試合で5ゴール3アシストを記録しているナポリのジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリア(23)だが、1月に退団の可能性が浮上。1年以上にわたって契約延長交渉を行っていたとされるが、なんの進展もなかったとされている。

 初年度からチームの主軸としてクラブのスクデット獲得に貢献し、リーグMVPにも輝いたクワラツヘリアにはパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が獲得に動いていると各メディアが報道。PSGはスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの譲渡を盛り込んだ8000万ユーロ相当のオファーを用意しており、個人交渉も順調に進んでいると移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じていた。

 そのなかで、イギリス『アスレティック』によれば、クワラツヘリアが1月にナポリを退団すのであれば、日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)も獲得を検討する可能性があるとのこと。エジプト代表FWモハメド・サラーが今夏に契約満了を迎えるリバプールは積極的にウインガーを探しているわけではないものの、ジョージア代表FWを高く評価しているようだ。

 その一方で、ナポリは昨夏にリバプール入りしたイタリア代表FWフェデリコ・キエーザの獲得に興味を持っていることからチェルシー(イングランド1部)も関心を持っているクワラツヘリアの取引に含まれる可能性があるとのことだ。

 なお、フランス『レキップ』はマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も同選手の代理人に接触したと報道。ナポリのエースFWを巡る争奪戦でPSGとプレミア複数クラブで火花を散らしているが、どのような結末が待っているのだろうか。