クビチャ・クワラツヘリア 写真:Getty Images

 今季のリーグ・アンで首位を改装するパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、ナポリ(イタリア1部)に所属するジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリア(23)の獲得に向けて動いているようだ。

 ディナモ・トビリシ(ジョージア1部)でプロキャリアをスタートさせたクワラツヘリアは、2022年夏にナポリへ加わると、初年度からクラブのスクデット獲得に貢献し、リーグMVPも受賞。緩急と高いボールコントロールを生かしたドリブル突破やチャンスメイク能力の高さを武器に今季もここまでセリエA17試合で5ゴール3アシストを記録している。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、PSGはナポリとの契約延長交渉が難航していることから1月の移籍がオープンとなっているクワラツヘリアの獲得に向けて、選手陣営と接触している模様。個人面での交渉は順調に進んでいるようだ。

 また、PSGはナポリとも直接交渉を行なっており、8000万ユーロ(約130億2000万円)前後のパッケージを準備しているとのこと。その一環にPSGはスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの譲渡を用意しているようだ。

 しかし、ナポリはシュクリニアルの年俸が高額であることからゴーサインは出していないようだ。インテル(イタリア1部)時代にはセリエA優勝に貢献するなど、イタリアでは実績十分のシュクリニアルだが、今季はリーグ・アン5試合の出場にとどまるなど、ルイス・エンリケ監督の構想から外れている。