長崎スタジアムシティ 写真:Getty Images

 V・ファーレン長崎は、横浜F・マリノスを2024シーズン限りで退団していたDFエドゥアルドを獲得。8日にはFWフアンマ・デルガド、FWエジガル・ジュニオと2025シーズンの契約更新を公式発表したが、さらなる補強に動いている可能性が。現在フリーであるブラジル人FWエメルソンの動向に、ファン・サポーターの注目が集まっている。

 現在25歳の同選手は、身長174cmで右利きのウインガー。ブラジル2部ヴィラ・ノヴァの下部組織やクロアチア1部NKロコモティヴァ・ザグレブなどを経て、2021年3月にロコモティヴァからFK RFSへ移籍。2024シーズンはラトビア1部リーグ23試合の出場で7ゴール6アシストをマークも、7月以降は脚の怪我でほぼ全試合欠場。結局、コンディション不良もあり2024シーズン限りで退団している。

 そんなエメルソンは1月9日午前の時点で、長崎のポルトガル語通訳担当である渡名喜ジェフェルソンようへい氏とインスタグラムで相互フォロー。追加獲得の可能性も報じられているだけに、ネット上では「エメルソン、長崎移籍確定演出?」「エメルソン加入は間違いないだろうね。通訳と相互でインスタフォローしているから」など、早くも長崎加入を確信するファン・サポーターの声が挙がっている。

 またエメルソンの妻は8日にインスタグラムを更新。夫と別れる時の様子をアップすると、「昨日、夫は海外へ旅立った。3か月後に会います。今年はフットボールが私たちを新たな冒険に導くでしょう」と投稿。夫の行き先こそ明かさなかったが、新天地へ向かったものとみられる。

 2024/25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ予選で1ゴールと、欧州カップ戦でも結果を残しているエメルソン。コンディションが万全であるか不明だが、フアンマやエジガルらと外国籍選手の出場枠を巡る競争を繰り広げる可能性も考えられる。