2025年11月メーカー別欧州新車販売でトヨタが2桁増を記録
ACEA(欧州自動車工業会)が2024年12月19日に発表した2024年11月のメーカー/グループ別新車販売台数は、VW(アウディ、シュコダ、セアト、クプラ、ポルシェなど)が24万2194台でトップ。前年同月比は4.1%増、マーケットシェアは27.8%だった。1〜11月の累計販売台数は259万9893台で、前年同期比2.9%増だった。
2位のステランティスは前年同月比10.1%減の12万4188台。プジョーは4万5159台(同16.4%増)と好調だったが、このほかのブランドはほぼ前年実績割れ。とくにフィアット42.1%減と厳しい。
トヨタ(レクサスを含む)は7万3308台で前年同月比17.3%増と好調。1〜11月は78万1342台で前年同期比16.6%増。トヨタは10月に英国のバーナストン工場(1989年生産開始)が累計生産500万台を記録、11月にフランスのバランシアンヌ工場(2001年生産開始)が累計生産500万台を突破している。なお、バーナストン工場が生産するモデルは、現在すべてハイブリッド車であり、トヨタが欧州マーケットで販売しているモデルの70%以上が電動車である。
また12月にはC-HRの販売が2016年のデビュー以来、累計100万台に到達した。
トヨタの英国工場は累計生産が500万台を超えた
提供元・CAR and DRIVER
【関連記事】
・「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
・最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
・コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
・2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
・Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ