ヴィッセル神戸は1月8日、2025シーズンのトップチームメンバーを公式発表。FW宮代大聖も名を連ねたが、依然としてプレミアリーグ所属アストン・ビラ移籍の可能性が報じられている。
同選手の去就を巡っては、『バーミンガム・ライブ』をはじめ複数の英メディアが1月2日、日本の一部情報筋の内容を引用する形で、アストン・ビラ移籍の可能性を報道。神戸がアストン・ビラ所属選手を獲得する可能性もあわせて伝えていたが、日本国内では情報の信ぴょう性を疑問視する声が挙がっている。
そんななか、英メディア『フットボール・ファンキャスト』は7日、アストン・ビラの補強戦略を特集。「ウナイ・エメリ監督には、最大で3選手を獲得する意向があるほか、攻撃陣の強化に非常に熱心だ」と綴り、ボルシア・ドルトムント所属FWドニエル・マレン、パリ・サンジェルマン所属FWランダル・コロ・ムアニ、宮代を獲得候補として紹介。
日本人アタッカーについて「アストン・ビラは現在、宮代の獲得にむけて交渉中だ。彼と神戸の契約は2025年1月末に満了となるため、移籍金ゼロで獲得可能」と、クラブの動きとあわせて伝えた。ただドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』は、宮代と神戸の契約期間が「2026年1月31日まで」としている。
一方でセルティック専門サイト『THE CELTIC STAR』は4日、日本代表FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央らを擁するスコットランド1部セルティックを宮代の移籍先候補に指名。「宮代はセルティックのブレンダン・ロジャーズ監督にとって魅力的なオプション」「セルティックにとって、再び日本の移籍市場に参入する絶好の機会だ」などと綴っている。
神戸加入1年目の2024シーズンに、J1リーグ戦32試合の出場で11ゴールをマークするなど、J1連覇に大きく貢献した宮代。神戸は2025シーズンにおける同選手の背番号を「9」と発表しているが、イギリスの移籍ウィンドウが閉鎖する2月はじめまで去就報道が続く可能性も考えられる。