足元ではこぼれ落ちたコマセに小魚の大群が勢いよく群がっている。ウキ下をどんどん深くして低層を狙うと、ウキがピョコピョコ動いてネンブツダイと一番下バリに15cmのアジがヒット。ようやくアジの顔が見られてひと安心した。

小型でもうれしい1匹だ。「さぁこれからだ」と低層を狙って投入を続けるが、後が続かない。

堤防サビキ釣りで本命アジ8匹手中【三重・奈屋浦漁港】多彩なゲストの攻撃に苦戦ゲストフィッシュ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

アジは単発ヒット

午前8時になり山間から太陽が顔を出すとジワーっと暖かくなった。ツンツンとウキに出るアタリはほとんどゲストフィッシュで、アジは忘れたころに単発でヒットするだけ。

次第に風が吹きだしたので、風向きによって港内に投げたり沖向きに投げたりしていく。

移動してウキ下も変えながら諦めずに粘釣する。他の釣り人も移動しながら探っている。外堤の曲がり角付近ではウキが消し込んでヒット。サイズアップを期待したが15cmのアジだった。

堤防サビキ釣りで本命アジ8匹手中【三重・奈屋浦漁港】多彩なゲストの攻撃に苦戦アジのサイズは15cm前後(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

当日の釣果

その後、3匹追加したがサイズアップならず。コマセがなくなり、昼すぎにサオを収めた。調査結果は15cm前後のアジ8匹。現時点でアジの回遊は少ないようだ。年明けの回遊を期待したい。

堤防サビキ釣りで本命アジ8匹手中【三重・奈屋浦漁港】多彩なゲストの攻撃に苦戦当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>