3. 浅草神社
穴場ポイント:観光客の大半が行く浅草寺のお隣。狛犬が個性的でインパクト大!
浅草寺の本堂を右手に進むと見える大きな鳥居が浅草神社の入口です。浅草寺は「せんそうじ」と読みますが、浅草神社は「あさくさじんじゃ」と読みます。
いつでも大混雑の浅草寺の隣に位置する浅草神社ですが、こちらは浅草寺と比べると落ち着いた雰囲気。静かにゆっくりと参拝ができるでしょう。
実はここ、浅草寺と非常に縁の深い場所なんです。 浅草神社に祀られている3人の神様は、隅田川で観音像を見つけた漁師の兄弟2人と、その話を聞いて自ら僧侶となり、浅草寺を構えた土師中知(はじのなかとも)氏。3人の神様を祀る浅草神社の例大祭が、有名な「三社祭(さんじゃまつり)」です。せっかく浅草寺に行くなら、浅草寺のルーツとなった浅草神社も覗いてみましょう。
鳥居をくぐるとまず目に飛び込んできたのは、ごつごつとした岩の台座に鎮座する、巨大な狛犬!
<※火災予防運動期間中だったため、「火の用心」のタスキを掛けている>
自分の身長以上に高い狛犬を見上げた経験は初めてでした! キリッと凛々しい出で立ちの狛犬の体は、流れるように下の台座へと繋がっています。近づくとその力強さに圧倒される石像でした。
狛犬といえばもう一つ、浅草神社の入口付近には穴場スポットがあります。
2匹が寄り添うかわいらしいこの狛犬は、その名も「夫婦狛犬」。形状が珍しく大変貴重なものなんだそうです。「良縁」「夫婦和合」「恋愛成就」のご利益があるので、カップルや夫婦で参拝してみるのもおすすめです。
浅草神社
- 住所:東京都台東区浅草2-3-1
- 電話:03-3844-1575
- アクセス:東武スカイツリーライン 浅草駅より徒歩7分
- 公式サイト:浅草神社
4. 浅草木馬館
穴場ポイント:当日席でも入れる可能性大。3時間以上/2,000円の驚きのコスパで、思う存分エンタメを浴びよう!
浅草には「東洋館」「演芸ホール」「ロック座」などたくさんの劇場がありますが、「浅草木馬館」はそのなかでも、大衆演劇専用の劇場です。
あなたは大衆演劇を見たことがありますか? 大衆演劇とは、芝居や舞踊、歌謡ショーなどの演目で構成される演劇。派手な衣装や観客との距離の近さが特徴で、エンタメ性の高さが魅力です。
浅草木馬館では、ショー部分が写真撮影可能(動画撮影不可)!
スマホを使いこなして楽しそうに撮影するおばあさんから、本格的なカメラで撮影する若い女性まで、老若男女問わず「推し活」を楽しむ温かい空間が広がっていました。
この日は大人2,000円の当日券で入場し、後列に座りました。しかし、後列でも十分に裸眼で見える距離かつ、役者が座席のあいだを練り歩く場面もあるため、あまりの近距離にドキッとしてしまいます。
3時間以上の公演時間ですが、顔見せショー→芝居→舞踊ショーの合間に、各15分ほどの休憩時間があったので、トイレなども安心。売店でお茶やおにぎりを購入することも可能です。手作り感のあるふんわりしたおにぎりは絶品でした。
3時間以上/2,000円という、他の舞台やミュージカルでは考えられないコスパで楽しめる大衆演劇。浅草を歩き回って疲れてしまったとき、新体験をしてみたいとき、ふらっと立ち寄ってみてください。心ときめくキラキラした世界に出会えるはずです。
浅草木馬館
- 住所:東京都台東区浅草2‐7−5
- 電話:03-3842-0709
- 公演時間:昼の部 開場 11:00/開演12:00、夜の部 開場 16:15/開演17:00
- 料金:当日券大人2,000円、前売り券 1,800円※5枚綴り、小人(4才~小学生)1,000円
- 定休日:不定休(休演日は公式サイト参照)
- アクセス:東武スカイツリーライン 浅草駅より徒歩10分
- 公式サイト:浅草木馬館