弊社の設立当初からのプランでは、販売市場は日本だけに絞りそこにあらゆる商材を販売するということを主旨としていた。また家具とタイルは同じ一つの住宅に収まるものという関連性があった。

テラコッタタイルのメーカーは既に筆者の方で見つけていた。屋根瓦も縁あって1社見つけることができた。

ということで今回の滞日で住宅関係の会社3社を訪問した。それを見つけるのはサーキュラーだった。その反応のあった会社を訪問するのであった。

100%手作りのテラコッタタイルと屋根瓦の販促で気づいたのは日本での市場はあまりないということだ。一般にテラコッタタイルは日本市場では販売されているが、それはどれでも量産のテラコッタタイル。また手づくりといってもセミハンドが大半だ。

セミハンドと100%手作りでは価格が後者の方が4割から5割は高い。セミハンドは厚みはあっても表面に色にむらがなく均一した仕上げになっているから面白みはない。しかし、100%手づくりに比べ割安だ。

それが輸入業者には魅力なのである。また屋根瓦も日本で地中海風の瓦は単に真似たもので日本製。勿論、価格も安価ということで多くの輸入住宅業者は真似た瓦を使っている。弊社の千葉御宿にあるお客TSU社は弊社から輸入した本物の瓦を使用している。

スペインへは名古屋―ロンドン経由

バレンシアには名古屋からロンドン経由バレンシアだ。いつだったか記憶していないが、一度機材に故障があり成田で一旦着陸してその部品を取り換えて離陸した。30分くらいの所要時間であったと思う。その手際の良さは日本でしかできない芸当だと感じた。

現在の羽田空港 Jetlinerimages/iStock

飛行機が着陸してドアを開けるなり整備士が何か部品をもってすぐに入って来た。すべてが無駄なく動いているといった感じだった。整備士が機内を後にしてドアーが閉まってから間も無く飛行機は離陸体制に入った。

ロンドンには結局20分くらいの遅れで到着したから、筆者のバレンシアへの乗り継ぎ便とのコネクションは問題なかった。これがスペインの航空会社だとこのような手際の良さ期待できなかっただろう。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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