ポルトガル1部リオ・アヴェ所属のブラジル人DFパトリック・ウィリアムは、まもなく京都サンガへの完全移籍が正式決定するという。
現在27歳の同選手は、身長187cmで右利きのセンターバック。セアラーSCをはじめブラジル国内の複数クラブを経て、2019年夏にポルトガルへ移籍。ファマリカン、エストリルと渡り歩いているが、エストリル在籍時の2021/22シーズンはFW食野亮太郎(現ガンバ大阪)とチームメイトだった。
またリオ・アヴェでは2022年夏からプレーしているが、2024/25シーズンはここまでポルトガル1部リーグ戦で11試合にスタメン出場。主力センターバックとして活躍も、1月6日開催の第17節ジル・ヴィセンテ戦で突如メンバーから外れていた。
するとリオ・アヴェは7日、パトリックの退団を公式発表。ポルトガル紙『ア・ボーラ』は「彼はリオ・アヴェとの契約が終了したため、即座に京都サンガに移籍することになる」とリポート。パトリックにとって初のJリーグ挑戦が決定的だという。
なお京都はDFルーカス・オリヴェイラが期限付き移籍期間満了により退団した一方で、FWラファエル・エリアスを完全獲得。FWマルコ・トゥーリオとも複数年契約を結んだほか、1月5日にはブラジル1部ECヴィトーリアからMFジョアン・ペドロを期限付き移籍により獲得している。