守田英正 写真:Getty Images

 スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正は、1月7日開催のポルトガル1部リーグ戦でスタメン出場。契約延長の可能性が報じられる一方、恩師のルベン・アモリム氏がシーズン途中でマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任したこともあり、ステップアップ移籍を期待する声も挙がっているが、ここに来て同選手の去就を巡り新たな動きがあったという。

 守田はこれまでMF本田圭佑の実兄・本田弘幸氏が手掛ける『エロエ株式会社』の顧客だったが、7日までに代理人を変更した模様。『CAA Base』は公式インスタグラムアカウントにて同選手の動画をアップすると「スポルティングCP、日本代表の中心選手、守田選手、CAA Baseファミリーへようこそ!」と、同選手とのクライアント契約締結を公式発表している。

 一方でスポルティングと契約延長の可能性は、2023年秋頃から取りざたされていたものの、いまだに新契約締結には至っていない模様。ポルトガル紙『ア・ボーラ』は2024年12月の時点で「2023/24シーズン中の交渉でほとんど進展がなかったが、現在再び議題に上がっている。今後数週間で新たな話し合いが進むだろう」と伝えていたが、その後の代理人変更であるだけに、移籍に傾く可能性も考えられる。

 現在29歳の守田は川崎フロンターレ、CDサンタ・クララで結果を残し、2022年夏からスポルティングでプレー。2024/25シーズンもここまでリーグ戦15試合の出場で2ゴール3アシストと結果を残している。

 ただ本人は2023/24シーズン終了後、インターネット動画配信サービス『DAZN』制作の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演。自身の今後について「チャンスがあれば(移籍したい)。他のリーグを知りたいと、ずっと思っている。今だとプレミアリーグがすごく勢いがあるので、すごく興味深い」と、移籍の可能性に言及している。