浦和レッズは1月7日、DF大畑歩夢と移籍交渉を進めていると公式発表。U23日本代表の一員としてパリ五輪本大会でプレーしたほか、一部で海外移籍の可能性が報じられているだけに、オランダ方面からも熱視線を注がれているという。
現在23歳の同選手はサガン鳥栖でブレイクすると、2021年12月に浦和へ完全移籍。加入1年目からJ1リーグ戦22試合でプレーするなど出場機会を得ており、2024シーズンも代表招集による離脱がありながらも26試合に出場。AFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選で6試合中4試合にスタメン出場したほか、五輪本大会ではパラグアイ戦で1アシストをマークしていた。
大畑の移籍先は現時点で不明だが、オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストは、すでに同選手のパフォーマンスを高く評価。Xでこう綴っている。
「浦和の大畑は、欧州移籍に向かっている。23歳で新進気鋭の左サイドバック。かなり過小評価されている選手だ。彼がどこへ移籍するのか不思議だ!ベルギー以外でプレーすることを願っている。ベルギーだととても退屈だ」
なお大畑の去就を巡っては、2024年7月にベルギーメディア『Voetbal』が日本の一部情報筋による噂を引用する形で「シント=トロイデンVV(STVV)は4人目のパリ五輪U23日本代表選手の獲得を検討している。大畑が今後数週間以内に到着する可能性がある」と報道。大岩ジャパンでの活躍ぶりが評価されていたが、今のところSTVV移籍は実現していない。