全体の約6割が日常的に「歩きスマホ」をしている
続いて、回答者全員を対象に「歩きスマホを日常的にするか」を尋ねています。すると、「よくする」の7.9%、「する」の15.3%、「どちらかといえばする」の38.3%を合わせた61.5%が「する」と回答しました。
年代別に見てみると、最も「する」という回答が多かったのは30代で68.0%、最も少なかったのは50代で34.5%という結果でした。50代は「全くしない」という比率もほかの年代に比べて高く、40代と50代の間でスマホの利用シーンに大きく違いが出てきていることがわかります。
全体の8割以上が「歩きスマホで危険を感じたことがある」と回答
さらに、“歩きスマホをする”と回答した373人を対象に「歩きスマホは意識的か無意識的か」を質問。すると、「とても無意識的(12.1%)」「無意識的(21.7%)」「どちらかといえば無意識的(30.8%)」を合わせた64.6%が「歩きスマホを無意識的に行っている」と回答したことがわかりました。
また、全体を対象に「歩きスマホに危険を感じた経験」があるかを尋ねたところ、20.3%が「とても感じたことがある」、35.0%が「感じたことがある」、30.0%が「どちらかといえば感じたことがある」と回答。全体の85.3%が歩きスマホに危険を感じた経験があるようです。
ちなみに、歩きスマホに対して寄せられたコメントを見てみると、「歩きスマホは注意力や反応速度も落ちていて、前から人が歩いてきても気づいてない」「前から来る歩きスマホをしている人にぶつかられたことがあり迷惑だと思った。避けるのも難しい」「スマホに交通系ICが入っているので、電車に乗る前は必然的に歩きスマホになってしまいます」「財布も含めて日常的に必要な機能が今やスマホには多く入っているので、歩きスマホは仕方ないのでは」など、賛否が分かれていました。
8割以上の人が危険を感じたという結果からもわかるように、歩きスマホは周囲への注意力が散漫になってしまうため大変危険です。大きな事故につながらないよう、なるべく避けたい習慣ですね。